アルミホイールの買取相場はいくら?スクラップとの違いも解説

アルミホイールの買取相場はいくら?スクラップとの違いも解説

使わなくなったアルミホイールをどうするか考えたとき、「売れるのか」「処分した方がいいのか」「スクラップ扱いになるのか」と迷う人は少なくありません。特にキズや使用感がある場合は、価値があるのか判断しづらいものです。

アルミホイールは、状態やメーカー、サイズによって買取価格に大きな差が出ます。一方で、買取が難しい場合でもスクラップとして扱われるケースがあり、どちらが得なのか分からず悩んでしまうこともあります。

この記事では、アルミホイールの買取相場の目安を中心に、価格が決まるポイントや考え方を分かりやすく解説します。処分やスクラップを検討する前に、まずは相場感をつかむための参考にしてください。

目次

アルミホイールの買取相場の目安

アルミホイールの買取相場は、一見すると分かりにくいですが、実際にはいくつかの判断基準によって価格帯が大きく分かれます。重要なのは「どの条件なら買取として評価されるのか」「どこからスクラップ扱いになるのか」を理解することです。

まずは、相場が決まる仕組みと、具体的な価格帯の目安を整理していきます。

状態・メーカー・サイズによって買取相場は大きく変わる

アルミホイールの買取相場に最も影響するのは、「状態」「メーカー」「サイズ」の3点です。特に需要のあるサイズや、有名メーカー・人気ブランドのモデルは中古市場での流通が安定しているため、比較的評価されやすい傾向があります。

一方で、無名メーカーや特殊サイズの場合は、状態が良くても需要が限られ、相場が伸びにくいことがあります。

メーカー例サイズ例状態の目安買取相場の目安
ブリヂストン・ミシュラン17〜18インチ歪みなし・使用感少なめ10,000円〜30,000円前後
ヨコハマ・ダンロップ16〜17インチ軽いキズあり・使用感あり5,000円〜15,000円前後
トーヨータイヤ・ファルケン15〜16インチ使用感あり0円〜8,000円前後
BBS・RAYS・WORK18〜19インチ状態良好30,000円〜50,000円以上になる場合も
社外アルミ(中堅ブランド)17〜18インチ使用感あり8,000円〜20,000円前後
純正アルミホイール16〜17インチ状態良好3,000円〜10,000円前後
純正アルミホイール15〜16インチ使用感あり0円〜5,000円前後
無名メーカー15〜16インチ使用感あり買取不可〜3,000円前後
メーカー問わずサイズ不問歪み・腐食あり買取不可〜素材評価

この表から分かるように、アルミホイールの買取相場は「メーカー」「サイズ」「状態」の組み合わせによって大きく変わります。

特に、BBSやRAYSなどの人気社外ブランドは、多少の使用感があっても需要が高く、サイズ次第では高額査定につながるケースがあります。一方で、純正ホイールや無名メーカーの場合は、状態が良くても相場は比較的落ち着きやすく、サイズや需要によっては値段がつかないこともあります。

また、歪みや腐食がある場合は、ブランドやサイズに関係なく再販が難しいと判断され、買取ではなく素材評価になる点には注意が必要です。

あくまで目安ではありますが、自分のアルミホイールが「どのゾーンに近いか」を把握することで、売却判断がしやすくなります。

買取として評価されるかどうかで価格帯が分かれる

アルミホイールの相場は、「ホイールとして再販できるかどうか」で大きく分かれます。再販できると判断された場合は、アルミホイールとしての価値が評価され、メーカーやサイズ、状態に応じた買取価格がつきます。一方で、歪みやクラック、腐食などがあり安全面の問題から再販が難しいと判断された場合は、ホイールとしてではなくアルミ素材として評価されることになります。この場合、査定方法が重量ベースに切り替わるため、金額は大きく下がるのが一般的です。

つまり、見た目が古いかどうかよりも「安全に再利用できるか」が判断の分かれ目になります。キズや使用感があっても装着に問題がなければ買取対象になることは多く、逆に状態次第ではブランドやサイズに関係なく素材評価になるケースもあります。自己判断で価値がないと決めつけず、一度査定を受けてから判断することが、後悔しにくい選択につながります。

判断基準評価の考え方価格帯の傾向
再販できる状態アルミホイールとして評価数千円〜数万円になる可能性あり
再販が難しい状態アルミ素材として評価数百円〜数千円程度が目安

スクラップとして売る場合の相場と考え方

アルミホイールが買取対象にならなかった場合、選択肢として出てくるのが「スクラップとして売る」という方法です。スクラップの場合は、ホイールとしての価値ではなく、アルミ素材としての価値が基準になるため、買取とは考え方や相場が大きく異なります。

ここでは、スクラップ扱いになる条件と、金額の目安を整理します。

スクラップ扱いになるとアルミ素材として評価される

アルミホイールがスクラップ扱いになる場合、査定の基準は「再販できるかどうか」ではなく、「アルミとしてどれくらいの価値があるか」に切り替わります。そのため、キズの多さやデザイン、ブランドといった要素はほとんど影響しません。

歪みやクラック(ひび割れ)があるホイール、腐食が進んで安全に使用できないと判断されたものは、再販が難しいためスクラップ扱いになるケースが一般的です。この場合、ホイール1本ごとの状態よりも、重量が最も重要な評価ポイントになります。

アルミスクラップの相場は重量ベースで決まる

アルミスクラップの価格は、市況によって変動しますが、一般的には重量×スクラップ単価で計算されます。目安としては、1kgあたり数百円前後となることが多く、アルミホイール1本あたりでは数百円〜数千円程度になるケースが一般的です。

内容目安
アルミスクラップ単価1kgあたり数百円前後
アルミホイール1本あたり数百円〜数千円程度
主な査定基準重量が中心(状態・デザインはほぼ影響なし)
価格の変動要因市況・タイミングによって変動

アルミスクラップの価格動向については、経済産業省の統計情報や、一般社団法人日本鉄リサイクル工業会などの業界団体が公開している資料が参考になります。こうした公的・業界データを見ると、スクラップ価格が一定ではなく、タイミングによって変わることが分かります。

再販できる可能性があるならスクラップは最終手段になる

スクラップは、確実に手放せる方法ではありますが、金額面では上限が見えやすいのが特徴です。そのため、再販できる可能性が少しでもある状態のアルミホイールであれば、スクラップにする前に買取として評価されるかを確認する方が後悔しにくいといえます。

見た目が古い、キズが多いと感じても、需要やサイズ次第では買取対象になるケースはあります。自己判断でスクラップに決めてしまう前に、一度査定を受けてから方向性を決めることが大切です。

買取とスクラップのどちらを選ぶべきか

アルミホイールを手放す際、多くの人が悩むのが「買取に出すべきか」「スクラップとして売るべきか」という判断です。どちらが正解というわけではありませんが、状態や目的によって最適な選択は変わります。

ここでは、買取とスクラップそれぞれが向いているケースを整理し、後悔しにくい判断基準を解説します。

再販できる可能性があるなら買取を優先すべき

アルミホイールに歪みやクラックがなく、装着して使用できる状態であれば、まずは買取を優先するのが基本です。多少のキズや使用感があっても、需要のあるサイズや車種向け、有名メーカー・ブランドのホイールであれば、再販用として評価されるケースは少なくありません。

買取として評価された場合、金額はスクラップより大きく上回ることが

ほとんどです。特に社外アルミホイールや人気ブランドのモデルは、中古市場で探している人も多く、「思っていたより値段がついた」というケースも珍しくありません。

また、買取の大きなメリットは、査定結果を見てから売るかどうかを判断できる点です。査定は無料の業者が多いため、金額に納得できなければ売らずに持ち帰ることもできます。スクラップと違い、判断の余地が残る点は大きな利点といえるでしょう。

安全面で問題がある場合はスクラップを検討すべき

一方で、歪みやクラックがあるアルミホイール、腐食が進行しているものなどは、安全面の問題から再販が難しくなります。このような場合は、ホイールとしての買取ができず、スクラップ扱いになるケースが一般的です。

スクラップは、ホイールとしての価値ではなくアルミ素材としての価値が基準になるため、金額は重量に左右されます。買取と比べると金額は低くなりがちですが、確実に手放せる点では現実的な選択肢といえます。

無理に再販を狙ってトラブルになるよりも、安全性に問題がある場合はスクラップとして判断する方が結果的に安心です。状態を正しく見極めることが重要になります。

自己判断せず査定結果を見てから決めるのが後悔しにくい

買取とスクラップの判断で最も避けたいのが、「見た目が悪いから」「古いから」という理由だけで自己判断してしまうことです。実際には、見た目以上に需要があり、買取対象になるケースも多くあります。

逆に、自分では問題ないと思っていても、業者から見て安全面で再販が難しいと判断されることもあります。こうした判断は、一般の人には分かりにくいため、一度査定に出して第三者の視点で見てもらうことが重要です。

査定結果を見たうえで、「この金額なら売る」「それならスクラップにする」と選べば、納得感を持って手放すことができます。結果として、損をしたと感じにくく、後悔も残りにくくなるでしょう。

買取価格が下がりやすいアルミホイールの特徴

アルミホイールは、見た目が似ていても状態や条件によって評価が大きく変わります。「売れると思っていたのに値段がつかなかった」「スクラップ扱いになった」というケースの多くは、いくつかの共通点があります。ここでは、買取価格が下がりやすい代表的な特徴を整理します。

買取価格が下がりやすいアルミホイールの特徴
  • 歪みやクラックの有無
  • 腐食や劣化が進んでいるホイール
  • 需要が少ないサイズや特殊な規格のホイール

まず大きな判断ポイントになるのが、歪みやクラック(ひび割れ)の有無です。これらは安全性に直結するため、再販が難しいと判断されやすく、買取対象外になるケースが少なくありません。見た目では分かりにくい軽度の歪みでも、業者側がリスクと判断すれば素材評価に切り替わることがあります。

次に注意したいのが、腐食や劣化が進んでいるホイールです。長期間屋外に放置されていたものや、塩害の影響を受けやすい地域で使用されていたものは、表面だけでなく内部まで劣化している可能性があります。こうした場合も、安全面を考慮して買取価格が下がる、もしくはスクラップ扱いになることがあります。

また、需要が少ないサイズや特殊な規格のホイールも価格が伸びにくい傾向があります。装着できる車種が限られる場合、再販までに時間がかかるため、業者側は慎重な査定になりやすいのが実情です。状態が良くても、需要が少なければ評価が上がりにくい点は理解しておきたいポイントです。

ただし、これらの特徴に当てはまる場合でも、必ずしも即スクラップになるとは限りません。業者によって再販ルートや判断基準は異なるため、一度査定を受けてから最終判断することで、想定より有利な結果になる可能性も残されています

アルミホイールを売る前に確認しておきたいポイント

アルミホイールを手放す前に、いくつかのポイントを確認しておくだけで、査定時の評価や判断のしやすさが大きく変わります。ここでは、初めて売る人でも押さえておきたい基本的な確認事項を整理します。

事前に把握しておくことで、「知らずに損をした」という事態を避けやすくなります。

2本・4本などセットの方が買取評価は上がりやすい

アルミホイールは、1本ずつよりも2本・4本とセットになっている方が、再販しやすく買取として評価されやすい傾向があります。特に4本セットは、そのまま車に装着できる前提で見てもらえるため、業者側も販売イメージを持ちやすく、査定が安定しやすくなります。

タイヤが付いている場合も、無理に外さずセットのまま査定に出した方が有利になるケースが多く、結果的に判断がスムーズになります。

簡単な清掃だけでも査定時の印象は変わる

査定前に特別な手入れをする必要はありませんが、長期間保管していた場合は、泥やホコリを軽く落としておくだけでも印象は変わります。見た目が極端に汚れていると、状態確認がしづらくなり、細かい部分まで見てもらえないこともあります。

水洗いやタオルで拭く程度の簡単な清掃で十分なので、「どうせ売るから」と放置せず、最低限きれいな状態で査定に出すのがおすすめです。

自己判断せず査定結果を見てから方向性を決める

最も重要なのは、見た目や年式だけで「買取は無理」「スクラップしかない」と自己判断してしまわないことです。実際には、需要やサイズによっては見た目以上に評価されるケースもありますし、逆に問題なさそうに見えても、安全面から再販不可と判断されることもあります。

こうした判断は一般の人には分かりにくいため、一度査定を受けてから「買取かスクラップか」を決める方が、結果的に後悔しにくくなります。

どこで売るか迷ったら業者ごとの違いを知ってから判断する

アルミホイールの買取相場や、スクラップとして扱われる場合の考え方を理解しても、実際に「どこに出すか」で迷う人は少なくありません。アルミホイールは、業者ごとに査定基準や得意分野が異なるため、同じ状態でも評価に差が出ることがあります。

ここでは、判断するうえで知っておきたい業者ごとの違いを整理します。

再販を前提に見る業者は高価で売れやすい

再販を前提にしている業者は、アルミホイールを「中古商品」として見ています。そのため、キズや使用感が多少あっても、需要のあるサイズや車種向け、有名メーカー・ブランドであれば、再販できるかどうかを軸に査定されます。中古市場での動きや在庫状況を踏まえて判断されるため、状態次第では想像以上の評価になることもあります。

こうした業者は、ホイール単体の状態だけでなく、「どの層に売れるか」「どれくらいの期間で動きそうか」といった視点で見ているのが特徴です。その分、歪みやクラックなど安全面に影響する問題にはシビアですが、条件が合えば納得しやすい査定になりやすいといえます。

素材として扱う業者は安くなる可能性が高い

一方で、アルミホイールを素材として扱う業者では、再販の可否よりも「アルミとしてどれくらいの価値があるか」が重視されます。この場合、ブランドやデザイン、多少の使用感はほとんど評価に影響せず、重量ベースでの判断になるのが一般的です。そのため、買取というよりもスクラップに近い扱いになります。

状態が悪く再販が難しいホイールにとっては現実的な選択肢ですが、再販できる可能性があるホイールまで素材評価で判断されてしまうと、本来得られたはずの金額を逃してしまうこともあります。業者の性質を知らずに出してしまうと、「安すぎた」と感じる原因になりやすい点には注意が必要です。

業者の違いを知ったうえで比較するのが後悔しにくい

アルミホイールを納得して手放すためには、業者の違いを理解したうえで判断することが重要です。どの業者にもメリット・デメリットがあり、一概に「ここが正解」と言えるものではありません。だからこそ、自分のホイールの状態に合った業者を選ぶ視点が欠かせません。

相場感を把握したうえで、再販前提の業者と素材評価寄りの業者、それぞれの考え方を知っておけば、「なぜこの金額なのか」を理解しやすくなります。結果として、売却後に後悔しにくく、納得感のある選択につながります。

アルミホイールを含めた高価買取業者の特徴や違いについては、「タイヤホイール買取おすすめ業者」で詳しく解説しています。

※本記事では業者の優劣は判断せず、あくまで相場と考え方の整理にとどめています。

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